
施工管理職の仕事内容Job description
施工管理職の仕事は、主に工事現場や建設現場における施工や予算、安全面への配慮です。
特に重要な仕事内容は、次の項目です。
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01 原価管理COST MANAGEMENT
工事の前に予算を立て
利益が出せるか
確認・調整を行う -
02 工程管理PROCESS
納期までにスムーズに
完成できるように
スケジュールの
管理・調整を行う -
03 品質管理QUALITY
設計図や仕様書の品質を
満たしたものとなるよう
直接確認したり、
記録を行う -
04 安全管理SAFETY
現場で働く人々が安全に
仕事ができるように、
必要な設備や
環境を整える
求める資質・能力REQUIRED SKILLS
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地道な作業を続ける継続力
施工管理職はプロジェクトの統括者として、建設物の準備から完成まで責任をもって、地道な作業をこなす能力が必要です。建設プロジェクトは長期間のものから、複数の仕事を平行させるものまで多種多様なため、建築物に応じた柔軟な対応が施工管理職にも求められます。また、ルーティンワークや書類作業も多く、日々の業務をコツコツ地道にこなせる能力が必要です。
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プロジェクト全体を管理する力
プロジェクトの遅れを防ぐ管理力、人員の確保と適切な配置、1日の作業進捗の確認など、全体を管理する能力が必要です。当日の作業内容や資材搬入の時間確認など、細かな配慮をとおして、プロジェクト全体の動きを確認しなければなりません。管理が不十分な場合は納期に遅れるだけでなく、労災事故につながるリスクも高まります。細かい点にまで気を使って管理する能力が施工管理職に求められます。
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突発的なトラブルに対応する力
建設現場の進捗は天候によって大きく左右されるため、雨天や荒天が続いて工期に遅れが出るケースは少なくありません。その他、近隣住民とのトラブルなど、突発的な事態に対応する局面は多くあります。スケジュールの再調整は、施工管理職にとって特に重要な役割です。工期の遅れを最小限に抑えるための柔軟性や、スタッフへの臨機応変な対応力が必要になります。